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Recent life in Skals

  • 執筆者の写真: mommemma
    mommemma
  • 2016年12月6日
  • 読了時間: 5分

前回の投稿から1ヶ月以上も経ってしまいました、、。

この1ヶ月、たくさんのことがありました。

・デンマーク全体がクリスマスムードに切り替わった。

・学校のスタディツアー(修学旅行みたいなもの)があった。

・weaving(織り)の授業が始まった。

・オーデンセ近くの日欧東欧学院に学校見学に行った。

・近くの町にレジデンスで来ている日本画家の方とご対面。

・朝の会で福島についてプレゼンした。

・授業をさぼりがちになった。笑

【ここ1ヶ月で、デンマークに来ている日本人の方との繋がりが増えました】

☆ヴィボーという町にArtisit in Residenceで滞在されている日本画家・久保木桂子さんとの出会いも、そのひとつ。

しかも久保木さんは私と同い年、出身も同じ県(福島)、大学は弟と同じ、西会津の企画展にも出展経歴あり、、というミラクルな縁を感じるご経歴!

ヴィボーでの久保木さんの活動場であるアート・センターで企画展のオープニングがあるというので、お邪魔してきました。

久保木さんのHPはこちら。

同じく今回の招聘アーティストとして滞在しているイタリア人女性の制作過程を見せてもらったり、展示をしているデンマーク人の写真家さんから作品についてお話を聞いたり、普段の手芸一色のスカルスの生活を抜け出してアートの世界を垣間見れた日となりました。

デンマークでたくましく活動されてる久保木さんにも刺激をもらって、私も頑張ろうと思ったのです。

【スタディー・ツアー +α】

☆スタディ・ツアーの帰りに個人的に寄った日欧東欧学院は、1980年代に日本人の千葉忠夫さんによって建てられたフォルケ。

元もと福祉分野においてのデンマークと日本のかけ渡しを目的として創設された学校だけあって、学んでいる日本人の中には福祉や医療の現場で働いていた方もちらほら。お休みのところ資料まで用意していただいて、学校についてや普段の生活について伺うことができました。

日本で理学療法士として働いていたというNAOMIさんは、日本とデンマークの医療・福祉分野の大きな違いに「国のサポート体制」があると言っていました。もちろん、日本とデンマークでは国土面積も人口も規模が違うので一概に比較はできませんが、国のサポートがあることによって、医療・福祉現場で働く側の立場も大きく支えられているようです。

日本だとリーダーや責任者、あるいは働くことに対しての認識って「個人の裁量・頑張り次第」みたいにモヤっとまとめられがちだけど、デンマークではハッキリとした認識として共有されているとか。現場のリーダーに「働く上での理念」を聞くと、一貫性のある回答が返ってくるらしい。日本では特に人手が足りてない上に、人間同士ののdeepな関わりが多い医療・福祉現場。現場で働く人たちにとっても、この辺りの姿勢はすごく大事なんだろうなと、感じました。

日欧東欧学院(Nordfyns Hojkole)のHPはこちら。

☆スタディ・ツアーはデンマーク王立劇場の舞台裏や、織物アーティスト?のアトリエとか、お芝居とか見に行ったんだけど、まさかの殆どデンマーク語onlyだったので、よくわかりませんでした(ひどい!)。笑

そうそう、でもその中でも英語で説明をしてくれた数少ない訪問先があって⇩

ファッションブランド「TONSURE」:

副代表(だったかな?)のお兄さんが、どんどん英語で説明してくれて興味深くお話を伺うことができました。

2013年にスタートしたばかりの新しい会社で、今のところはメンズ・ファッションを中心に展開してるみたい。

なんと一番の市場は日本で、HPのSTOCKLISTを見たけれど、東京だけじゃなくて北海道とか熊本、山形まで!広域でカバーしてるみたい。

お兄さん個人の経歴は、まずテレビ局から始まって、その後イギリスで5年間デザインの勉強をしてきて、そんでもってパリでも2年学んで、そうして会社の設立に至ったようで。まだ若い会社だけれど、なんだかこれからすんごく成長していくんじゃないかな、、なんて勝手に思ったのでした。

日本に帰ったらお洋服探してみよう(すごくイケメンで親日感があった)。

【福島について、プレゼン】

☆12月初めの朝の集会(morning assembly)で時間をいただき、故郷・福島県とそこの手工芸品について少しだけお話しさせてもらいました。

20分という時間制限の中、今回(勝手に)紹介させてもらったのは、地元小高の「NPO浮舟の里」の絹の取り組みと、会津坂下の会津木綿ブランド「IIE」について。まず3.11があったことから始まり、彼らが活動をスタートさせた動機や目的を、私が知っている情報から精一杯振り絞って言葉にしました。

海外にいて、まがいなりにも英語を使えて、そんな自分ができることは何だろう、、と考えた時、偶然思いついた今回のプレゼンテーション。

内容の濃さも英語の表現力も、やっぱりまだまだやんけ!と自分にツッコミを入れながらの経験となりましたが、やって良かった。

手工芸品という点はスカルスで学んでいる皆んなにも共通項が見出せるし、手工芸品を通してどうやって社会にいい影響を与えていくのか、という内容を社会貢献活動や消費者リテライシーの高いデンマークで出来たことは、何かしらの意味があるように思えます。

皆んながプレゼンを聞いてどんな風に感じたのかは、実のところあんまり聞けてないのだけど。これからも伝えたいことと言葉がある限り、続けていきたい活動だと思いました。

プレゼンで紹介させてもらった活動はこちら↓

・NPO法人「浮舟の里

・株式会社「IIE

※Megumi projectはHP内にある動画を紹介させて頂きました。撮られたのは今から2~3年前のようですが、活動内容を知る上でよくまとめられている動画だと思います。

残すところスカルスでの生活もあと2週間。

最後までwork shopやら何やらで、結構パツパツにスケジュールが組まれています。

4か月でこの内容をやり切るのは、ちょっと無理があるんじゃないかな、、というのが正直なところですが(笑)。

何だかんだ思い描いていたのとは違った滞在となりましたが、作ることを少しでも覚えられたのは良かった。

無心に作りたいものを、作りたいように作っていける環境はとっても素敵。

二つの満足な手を頂いているので、この手を十分に使い切ってこれからも生きていきたいなと思いました。

Vi ses & Go Glædelig jul!

 
 
 

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