観察すること
- mommemma
- 2016年9月17日
- 読了時間: 3分
スカルスに来て、いよいよ1ヶ月が経とうとしています。
あっと言う間だったこの1ヶ月。
毎日毎日何かしらのワークショップがあって、
意外とプアライベートの時間を確保するのが難しかったりします 笑。
この1ヶ月で感じたこと。
デンマークという未知の国で、
デンマーク語という永遠に覚えられそうにない言語に囲まれて、
自分がどうゆう変化をしていくのかを楽しみにして臨んだ、今回の滞在。
でも実際の生活は(幸か不幸か)どこでも英語が通じて、
自分自身が言葉で困ることはほぼ皆無で、
人々のテンションや清潔感も日本とさほど変わることもなく、
驚くほど「これ」と言った不自由がないことに、拍子抜けしています。
一つ、この1ヶ月で考えさせられたのは、
「観察力」という点。
例えば、「言葉が分からない」「分からないからコミュニケーションが取れない」
というのは、海外に出れば当たり前のように出てくる状況だと思うのですが、
でも言葉が分からなくたって解決できる問題って、たくさんあるんじゃないかなって。
例えば周りをよく見てみたり、みんながどうするのか観察してみたり、
状況から判断してきっとこうゆうことを言ってるんだろう、とか
少ないボキャブラリーの中でも聞き取れたことから、パズルのように内容を組み立てて
「ああ、こうゆうこと言ってるんだ」とか。
そんなことで解決できるシチュエーションって、結構多いように思います。
だけどこうやって書き出してみると、これって別に日本人同士でのコミュニケーションでも同じですよね。
いつでも新しい場所に飛び込むときは、そのコミュニティの空気感とか共通言語とか、
いわゆるそこの「文化」みたいなものを察知することは必須だし、
それがつまりは「観察力」で、それが無ければいつまで経ってもただの
「空気の読めない人」、でいることになるし。
そうかコミュニケーション力って、周りをよく観察することから始まるのか、と
そんなことを思った時間でした。
私の周りには、どんどん新しい場所や物事に挑戦していく人も多いので、
きっとこうゆう人たちは、言わずともこの「観察力」を駆使して鍛えているんだろうなと思います。
私自身もこれまでの10回以上の(無駄なw)転職経験から、これらの力の大切さを身に沁みて感じてるし 笑。
日本の英会話(外国語)産業が、「もうたくさんだよ」ってくらいに肥大化してる割に、
いつまで経っても話せる、というか気持ち良くコニュニケーション取れる人が少ないように感じるのは
この「観察力」の方に改善の余地があるんじゃないかな、と感じたのが正直なところ。
兎にも角にも、自分が思い描いていたのとは違いますが、
「言葉」や「コミュニケーション」について考えさせられている日々です。
Good day.
追伸:制作の方は、やっぱり向いていないようです。笑。



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